ムギコメ探訪
私たち人間にとって“犬”は大きなしあわせをもたらしてくれる、かけがえのない存在です。犬との暮らしの中でいちばん大切にしているのが、”遊び”の時間。日々の公園散歩の他にも、その季節に合わせて気持ちよく遊べるスポットを探し様々な場所に足を運んできました。これまで訪れたおすすめの遊び場を、イチトニの看板犬「ムギ」と「コメ」がお届けしていく犬のための遊び場コラムです。
—ムギとコメ—
【犬種】ジャック・ラッセル・テリア
ムギ→海も川も雪も山も、とにかく自然が大好き！筋肉ムキムキ活発な女の子。
コメ→マイペースで癒し系。ふわふわビューティー、ベビーフェイスの女の子。
Vol.9 千本の桜並木を堪能できる「春の大河原町」編
宮城県の大河原町といえば有名なのが、大きな河原沿いに千本の桜が立ち並ぶ、「白石川堤一目千本桜（しろいしがわづつみせんぼんざくら）」通称“千本桜”。日本さくら名所100選に数えられる、宮城県を代表する桜名所です。 全長約8kmある白石川堤に、ソメイヨシノを中心におよそ1,200本以上の桜が咲き誇ります。毎年春になると全国各地からたくさんの観光客でにぎわいます。街なかのお花見と違って、桜が咲いている範囲がとっても広いので人同士が密集せず、好きな場所でゆったりとお花見できるのがオススメポイントです。私はまだ経験したことがないのですが、オンシーズン中は桜の真下をゆっくりと走る電車に乗りながらお花見ができる“お花見列車”なるものがあるそう。ここでしか味わえない素敵な時間が過ごせそうですね。
千本桜の会場にほど近い場所にある「船岡城址公園」もとっても素敵です！
公園内にも桜が咲き乱れ、見ごたえがありつつ、トレッキングコースやカフェ・休憩所も併設されていて、子供連れやワンちゃん連れでも楽しめます。公園内には坂がたくさんあり、緩やかなコースと急なコースが選べるのですが、急な方はなかなかの心臓破りレベルだったので安易に選ばないことをオススメします^^;
オンシーズン中は公園の中心をスロープカーが走っているようなので、これもまた楽しくラクに公園を一望できて最高でしょうね。
今回、大河原町に行った目的は桜だけではありません。
ワンちゃん連れを引きつける大河原町の魅力がもう2つあるのです。
1つ目は、千本桜の河原沿いに新しく整備された「無料ドッグラン」。
小型犬・中型犬エリア、大型犬エリアの2エリアに分かれた、キレイでシンプルなドッグランです。管理人はいないスタイルなので、看板に書いてある内容を確認して自由に入場します。
駐車場も広くて10台以上は停められるスペースがありました。トイレや水場はありませんので用意していった方が良いです。
ここはもう行ってすぐにリピート確定したのですが、豚の牧場を併設した施設なので新鮮な豚料理がたのしめることと、手ぶらでBBQがたのしめる会場が完備されていたり、他にも温泉施設や無料動物園があったりと、どんな年代の方でも幅広く遊べることが最大の魅力です。
動物園には人気のカピパラやウサギ、牛、ヤギ、羊、アヒルなど無料にしては種類が多く見応えがあったのでなんだかラッキーな気分でした。遊具や展望デッキもあり子供たちもたのしく遊んでいました。どこに行こうか悩む時はここに来ればご家族みんな楽しめるのではないでしょうか。
愛犬との暮らしは、こうして季節をしっかりとたのしむきっかけをくれます。人間だけだと、日によっては出かけるのが億劫だったり、計画を立てるのが面倒だったりして、積極的に動かないこともあると思いますが、愛犬がいるだけで毎日の時間の過ごし方や、１日の時間をいかに有効活用していかに楽しむかという考え方に変えてくれました。犬は何にも変えがたい幸せをくれる存在だからこそ、愛犬のために私の遊び場開拓はまだまだ続いていきます。
ぜひまた次回もお楽しみに。
白石川河川公園
宮城県柴田郡大河原町字南平地先 白石川河川公園
▷MAP
ドッグラン
宮城県柴田郡大河原町大谷川端（駐車場10台あり）
▷MAP
もちぶた館
宮城県柴田郡大河原町大谷川端（駐車場10台あり）
▷MAP
▷HP
ムギ＆コメの日常はこちら
記事を書いた人
荒川 瞳
プロジェクトマネージャー ・ デザイナー
山形県米沢市生まれ。家業は田舎の小さな町工場。自営業のもとで育ち、幼少期から自分で何でも手作りする事が好きになる。高校時代は調理・農業・服飾を学び、その後は仙台の専門学校でグラフィックデザインを学ぶ。卒業後は仙台市内のデザイン会社で数年間勤務した後、飲食業へ転職。約10年間、菓子製造や珈琲の知識を積む。同時期に並行して服飾経験を生かしたオーダー制のエプロン屋も個人事業で開業。その後、夫の事業と合わせて2017年に法人化、1TO2BLDG.を立ち上げ、現在に至る。好きなものは、犬、じゃがいも、ビール、コーヒー、もちもちモフモフしたもの。
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