Vol.10 GLOBAL「三徳包丁」

2023.04.24

用の美通信

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毎日の暮らしに欠かせない日用品。一日に何度も手にするものだから、使い心地が良く、私の暮らしにすっと馴染む美しさを持つものが良い。私がこれまでに出会った機能性・デザインがともに優れたプロダクトや、愛用している日用品について紹介していくコラムです。

 

 

Vol.10 GLOBAL「三徳包丁」

 

自分で包丁を買うタイミングが来たら、絶対にこれにしよう、ともう何年も前から決めていた包丁があった。それは、GLOBALの三徳包丁。プロダクトデザイナーの山田耕民氏によってデザインされたこの包丁は新潟県の金物の産地として名高い燕市で作られ、刃先から柄まで一体型のオールステンレス製。刄の部分は鋼材、柄は木柄が一般的だった当時、ステンレス製のオール一体型のデザインは画期的で先鋭的だった。ハンドルの部分はとても握りやすく軽く、またハンドルについたドットが滑り止めになっており、使い心地も良く、切れ味も抜群。GLOBALには用途ごとに様々な包丁があるが、私は万能に使える三徳包丁がお気に入り。1983年の発売以来、世界中のシェフや料理研究家の間でも愛され、国内に留まらず、海外でも人気の高い逸品。まさにロングライフデザインだ。

 

 

 

 


 

 

GLOBAL

新潟県燕市にある吉田金属工業の、オールステンレス包丁ブランド。

HP

 

記事を書いた人

渡辺 沙百理

CAFEMUGI スタッフ ・ イベントプランナー

宮城県大崎市生まれ。東北芸術工科大学生産デザイン学科卒業後、仙台市内のインテリアやアパレルショップを展開する会社に入社。13年間店長職や本部職に携わり、店舗運営や企画、国内外の仕入れを担当。 2016年に退職した後、知人が運営するコミュニティスペースでのイベントに魅了され、翌年からイベント企画をスタート。2017年よりブライトに勤務。CAFE mugiのスタッフの他、「イチとニ市」や「1が2になる学校」などの企画を担当。同時期にフリーランスでイベント企画業、「PLANNING LABORATORY」を開業。ワクワクする気持ちを忘れずに、ヒトやモノ・コトを繋ぐ場づくりが好き。2足のわらじとして様々な場所に出没中。

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