Vol.3 写真を刷る

2022.06.19

SURUCCHA実験室

読みもの

『SURUCCHA LABO -シルクスクリーンの実験室-』

 

1TO2BLDG.3階にある、シルクスクリーンのワークスペース「SURUCCHA(スルッチャ)」が担当する、シルクスクリーンを楽しむための印刷実験コラム『SURUCCHA LABO -シルクスクリーンの実験室-』。

 

「シルクスクリーンって何?」という初心者の方から、「シルクスクリーンはやったことがあるから、もっとレベルアップしてみたい」という方まで!シルクスクリーンにもっと興味を持っていただけるような、印刷実験の模様をお届けします。

 

3回目の実験は…シルクスクーンで「写真を刷る」

 

 

Vol.3 写真を刷る

 

 

 

 

SURUCCHAでは、自分で描いた絵や文字などのデザインを、その場で簡単にシルクスクリーンで刷ることができます。イラストを描いたり、デザインしたりすることが好きな人には絶好の場所だと思っています!ですが、「イラストを描くのが苦手」という方ももちろんいらっしゃるかと思います(私もその一人です…)。シルクスクリーンはやってみたいけれど、「何を刷れば良いかわからない!」「刷るデザインを考えられない!」。そんな方へおすすめしたいのが、写真プリントです!

 

お気に入りの写真や、思い出の写真も、簡単にシルクスクリーンでプリントすることができちゃうんです。ここでは、写真を印刷する手順と、どんな仕上がりになるのかを実験してみたいと思います!

 

 

シルクスクリーンで写真プリント

 

今回は、モノクロ写真をカラーインクで刷る「1色印刷」をしてみます!

 

シルクスクリーンで写真プリントをする時も、イラストなどと同じように、印刷のもととなる「版」を作成します。写真はそのまま印刷できないため、写真編集ソフト「Photoshop」で網点加工(ドット)を行います。SURUCCHAでは写真の網点加工を行いますので、ソフトをお持ちでない方もご安心ください◎印刷したい写真をご用意いただくだけでOKです。

 

Photoshop」を利用できる環境にある方は、ご自分で好みの仕上がりに調整できますので、ぜひチャレンジしてみてください。網点加工の手順はこちらのJAMさんHPで紹介されていますので、ぜひチェックを!

【ラボ】写真データの作り方(1色プリント編)

 

それではさっそくやってみましょう!

 

 

 ①まずは印刷したい写真を決める

 

今回はこちらの写真を印刷します。1TO2BLDG看板犬のムギとコメです。(良い写真!)

 

 

 

 ②写真を網点加工する

 

先ほどの写真を、まずはモノクロの写真に変換します。

 

 

 

 

それを網点加工するとこんな感じです!

イラストなどの場合でも、原稿は黒一色で作成してくださいね~とお願いしていますが、写真も同じです。網点加工をすると、黒一色のデータになり、ドットの大きさで濃淡が表現される仕組みです。

 

 

 

 

③製版する

 

ここからはいつも通りの流れです。

 

 

 

 

④版を張って印刷する

 

版を張って

 

 

 

 

インクを置いてセッティングして…刷る!

 

 

 

 

完成です。しっかりムギとコメが印刷されました~!網点のドットが、なんとも言えない味を醸し出しております。

 

 

 

 

せっかくなので、ハンカチにもプリント!こちらは少し毛羽立った布地だからか、ドットがあまり目立たず、よりリアルな写真に近い仕上がりになりました!こっちも良いなあ。

 

 

 

 

写真プリントでシルクスクリーンをもっと楽しもう

 

いかがでしたでしょうか?

写真プリントなら、記念日のプレゼントにフォトTシャツをつくったり、愛犬の写真でグッズをつくったり、思い出の写真でお揃いのトートをつくったり…シルクスクリーンをもっと楽しめること間違いなし!

 

SURUCCHAで写真プリントをやってみたい!という方は、予約フォームからのご予約時に、備考欄へ「写真プリント希望」とご記入くださいね。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 


 

シルクスクリーン印刷所 SURUCCHA

仙台市青葉区片平1-3−35 1TO2BLDG.3F

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kikuccha@suruccha.jp

 

記事を書いた人

伊藤 優果

SURUCCHAスタッフ・ライター

宮城県仙台市生まれ。大学生の頃にウェブマガジンの取材記事を執筆し、ことばを形にして人へ伝える喜びを知る。卒業後は地元の印刷会社に就職し、営業職を経験。紙や印刷技術が持つ無限の可能性に魅せられ、印刷はひとつの表現方法であると考えるようになる。現在はブライトにて、シルクスクリーン印刷所「SURUCCHA」のスタッフや、ライターとして勤務。心がけていることは「一刷入魂」。

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