第1回 バレーボウイズ『なつやすみe.p』

2021.08.13

歌のかたち

読みもの

歌のかたち

 

CDやレコード、カセットテープ。歌はいろんな「かたち」で聴き手の元にやってきます。歌だけでなく、ジャケットや歌詞カードのデザイン、素材、手触りにも目を向けてみると、つくり手のこだわりがもっと感じ取れるものです。インターネットでも手軽に歌を聴くことができるこの時代、それでも実物を手にしてよかったと感じる歌の「かたち」について目を向けてみるコラムです。

 

 

第1回 バレーボウイズ『なつやすみe.p』

 

 

 

 

あるなつやすみの日、注文していた「バレーボウイズ」のCD『なつやすみe.p.』が届いた。うれしい気持ちでそのCDを開いてみると、夏の田舎道をイメージさせるような景色のデザイン、そして連なる山々のイラストの間からまるでバレーボール(を模したCD)が飛び出してくるかのようなつくり。それを見て思わず、きゃーと女子みたいな歓声をあげてしまった。デザインは、メンバーでありグラフィックデザイナーでもある高山燦さん。青春の青臭さと熱苦しさ、夏の切なさがたっぷり詰まった彼らの音楽は、ドライブのお供にこれでもかという程ぴったりで、CDを流しながら8月の山形へ向かったのだった。

 

 

 

 

バレーボウイズ

懐かしくて新しいハーモニーが多くのリスナーを魅了させる、京都の男女混成7人組バンド。惜しまれながら2020年9月に解散。

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記事を書いた人

伊藤 優果

SURUCCHAスタッフ・ライター

宮城県仙台市生まれ。大学生の頃にウェブマガジンの取材記事を執筆し、ことばを形にして人へ伝える喜びを知る。卒業後は地元の印刷会社に就職し、営業職を経験。紙や印刷技術が持つ無限の可能性に魅せられ、印刷はひとつの表現方法であると考えるようになる。現在はブライトにて、シルクスクリーン印刷所「SURUCCHA」のスタッフや、ライターとして勤務。心がけていることは「一刷入魂」。

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