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Vol.7 LOCAL FOOD CYCLING「LFCコンポスト」|読みもの|それいけイチトニ編集室

Vol.7 LOCAL FOOD CYCLING「LFCコンポスト」

2022.10.21

用の美通信

読みもの

用の美通信

 

毎日の暮らしに欠かせない日用品。一日に何度も手にするものだから、使い心地が良く、私の暮らしにすっと馴染む美しさを持つものが良い。私がこれまでに出会った機能性・デザインがともに優れたプロダクトや、愛用している日用品について紹介していくコラムです。

 

 

Vol.7 LOCAL FOOD CYCLING「LFCコンポスト」

 

コンポスト、と聞くと皆さんどんなものをイメージするだろうか?庭に設置する大きなプラスチック製の埋め込み型のコンポストを思い浮かべる人やそもそもコンポストって?という方もいるだろう。

 

コンポストとは生ごみを捨てるのではなく、堆肥に資源化してくれるアイテム。燃えるゴミの約8割を占めるといわれる生ごみを廃棄しないことで焼却時に発生するエネルギーや二酸化炭素の削減に繋がる。また、できた堆肥で野菜を作ることで、生ごみという資源を栄養として循環させられることやいつでも安心して食べられる無農薬野菜を自分で育てることができる。

 

とはいえ、コンポストを設置するのは一般家庭ではちょっとハードルが高いのでは?と思う方も多いだろう。私が使用しているLFCコンポストはバッグ型のコンパクトなコンポストで、自宅のベランダや軒下などに簡単に設置できる。スマートな見た目で景観も損なわず、毎日でた生ごみをバッグの中に投入して基材に混ぜるだけ、という簡単な作業。そうすることで微生物が生ゴミを分解し、堆肥へと生まれ変わっていくのだ。

 

毎日たった1分の作業で環境への負荷を減らし、新たな資源を作り出すことに繋がるのだから良いことしかない。こんなに小さなバッグに約20kgの生ごみが投入できるというのだから驚く。暮らしの中で自然に触れられるきっかけにもなるSDGsという言葉には少し抵抗があるが、毎日暮らしの中でできるゼロウェイスト。
コンポストを取り入れてみるのはいかがだろうか。

 

 

 

 


 

 

ローカルフードサイクリング

20年以上の堆肥作りのノウハウを元に、家庭から始まる食の循環をテーマに都市部でも始められるバッグ型コンポストを開発。

 

HP

記事を書いた人

渡辺 沙百理

CAFEMUGI スタッフ ・ イベントプランナー

宮城県大崎市生まれ。東北芸術工科大学生産デザイン学科卒業後、仙台市内のインテリアやアパレルショップを展開する会社に入社。13年間店長職や本部職に携わり、店舗運営や企画、国内外の仕入れを担当。 2016年に退職した後、知人が運営するコミュニティスペースでのイベントに魅了され、翌年からイベント企画をスタート。2017年よりブライトに勤務。CAFE mugiのスタッフの他、「イチとニ市」や「1が2になる学校」などの企画を担当。同時期にフリーランスでイベント企画業、「PLANNING LABORATORY」を開業。ワクワクする気持ちを忘れずに、ヒトやモノ・コトを繋ぐ場づくりが好き。2足のわらじとして様々な場所に出没中。

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