Vol.5 濃い布地に刷る

2022.10.28

SURUCCHA実験室

読みもの

『SURUCCHA LABO -シルクスクリーンの実験室-』

 

1TO2BLDG.3階にある、シルクスクリーンのワークスペース「SURUCCHA(スルッチャ)」が担当する、シルクスクリーンを楽しむための印刷実験コラム『SURUCCHA LABO -シルクスクリーンの実験室-』。

 

「シルクスクリーンって何?」という初心者の方から、「シルクスクリーンはやったことがあるから、もっとレベルアップしてみたい」という方まで!シルクスクリーンにもっと興味を持っていただけるような、印刷実験の模様をお届けします。

 

5回目の実験は…「濃い布地に刷る」

 

 

Vol.5 濃い布地に刷る

 

 

 

 

SURUCCHAで取り扱っているシルクスクリーン用インク「スリマッカインク」には、実にたくさんのカラーバリエーションがあります。ずらりと並ぶインクを見るだけで、テンションが上がりまくりです!こんなにも可愛いカラーが揃っているので、SURUCCHAにご来店されたのお客さまでも、どのインクにしようかと悩まれるお客さまがたくさんいらっしゃいます。

 

ただしカラーによっては、白っぽいインクのように黒などの濃い布地にもはっきり印刷できるものから、ネオンカラーのように透明度が高く、濃い布地との相性が良くないものも様々です。下の写真は、取り扱っているカラーのサンプル。白い布地にプリントしたものと、黒い布地にプリントしたものでは、印象が大きく変わるカラーがありますね。

 

 

 

白い布地にプリントしたもの

 

 

 

黒い布地にプリントしたもの

 

 

黒い布地では特にネオンカラーが見えなくなってしまいます…。その他の色に関しても、やはりちょっぴり鮮やかさが半減している気がしますね。そんな中でも、ホワイトインク(KOTTERI)とゴールド・シルバー・カッパーのラメインクははっきりプリントできています!これらのインクは、濃いインクにもしっかり色がのる優秀なインクたちです。

 

けれど、じゃあその他の色は少し色が暗くなってしまっても、あきらめなければいけないのか!という声が聞こえてきそうですが…そんなあなたにおすすめのインク「KOTTERI(こってり)シリーズ」に新色が登場しました!

 

 

KOTTERI(こってり)シリーズとは

 

 

KOTTERIシリーズとは、上記ではっきりと印刷できていたホワイトインクと同様のインクシリーズです。濃い色の布地にプリントした時にも、はっきりとした発色になるよう開発されました。ホワイト以外のインクと質感を比較すると、その名の通り非常にこってりとした感触!実際にプリントしてみても、布地となじむというよりは、布地の上にしっかりとインクがのっている印象です。

 

 

そんなKOTTERIシリーズは、これまでホワイトインクのみでしたが、なんと「レッド・イエロー・ブルー」の3色が新登場!通常のレッド・イエロー・ブルーインクと、KOTTERIシリーズのレッド・イエロー・ブルーインクを比較してみました。

 

 

 

上:レッド・イエロー・ブルー

下:KOTTERIレッド・KOTTERIイエロー・KOTTERIブルー

 

 

プリントしたものをこうして比較してみると、KOTTERIシリーズの方がかなり鮮やか!濃い布地にもここまでハッキリとプリントできると、ものづくりの幅がぐっと広がりそうです。

 

 

 

試しに、お店のエプロンにKOTTERIインクでロゴをプリントしてみました!

 

 

 KOTTERIインクを自分で混ぜてつくるカラー

 

 

ここからは応用編。KOTTERIのホワイト、レッド、イエロー、ブルーをそのまま使うのももちろん良し!ですが、自分で混ぜればオリジナルのカラーもつくれちゃいます。ということでチャレンジしてみました!

 

 

 

KOTTERIホワイト:KOTTERIレッド

 

 

 

KOTTERIホワイト:KOTTERIイエロー:KOTTERIブルー

 

 

濃い布地だってこわくない!自由にたのしむシルクスクリーン

 

白や生成りなどの薄い色の布地はもちろん万能!ですが、KOTTERIインクを使えば、濃い色の布地だってきれいにプリントすることが可能です◎つくりたいイメージを大切に、みなさんそれぞれのアイデアで自由に楽しんでくださいね!

 

SURUCCHAの作業場では、シルクスクリーンでのものづくりをサポートさせていただきます!ぜひご利用ください。

 

 


 

シルクスクリーン印刷所 SURUCCHA

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記事を書いた人

伊藤 優果

SURUCCHAスタッフ・ライター

宮城県仙台市生まれ。大学生の頃にウェブマガジンの取材記事を執筆し、ことばを形にして人へ伝える喜びを知る。卒業後は地元の印刷会社に就職し、営業職を経験。紙や印刷技術が持つ無限の可能性に魅せられ、印刷はひとつの表現方法であると考えるようになる。現在はブライトにて、シルクスクリーン印刷所「SURUCCHA」のスタッフや、ライターとして勤務。心がけていることは「一刷入魂」。

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